新郎の父として挨拶する場合は、基本的に宴会の最後の方に順番が回ってくることが多いはずです。気持ちや誠意を伝えたい気持ちが膨らみ、挨拶が長くなりそうですから、あらかじめポイントをまとめたパターンを覚えておき、手短に、かつ参加者の皆様へ誠意が伝わる挨拶を心がけたいところです。
目次
スピーチのポイント
披露宴の最後の方ともなると、お酒もだいぶ飲んでいる方が多いので、印象に残るスピーチを目指したいです。
スピーチの手順
1,冒頭の挨拶、
2,ゲストへのお礼、
3,新郎新婦へのはなむけの言葉、
4,締めの言葉
の順です。
ゲストへのお礼にはスピーチや余興、受付をしてくださった列席者にお礼を一言加えても良いと思います。
はなむけの言葉には、巣立つ子供に対する思いを入れるのも良いと思います。
例文
「新郎の父○○でございます。
A家•B家を代表して一言お礼のご挨拶を申し上げます。
本日はご多用の中、結婚披露宴にご臨席頂きましてありがとうございました。
その上、温かいご祝辞や楽しい余興の数々を頂き、2人だけでなく私達にとっても幸せ時間を過ごす事ができ、感謝の思いで一杯でございます。
2人で第二の人生を踏み出す事ができ、私達もほっと胸を撫で下ろす思いです。
とはいえ、
まだまだ未熟者の2人ではございますので、大変身勝手なお願いではございますが、今後ともご指導賜りたく、心からお願い申し上げます。
本日は誠にありがとうございました。」
ポイント
冒頭の挨拶からはなむけの言葉まで、時間的な目安は3分~5分程度になるようイメージしましょう。特に新郎側の父親スピーチは短時間であるほどスマートなので1~2分で収めるよう短縮するのも印象に残りやすくオススメです。
両親の挨拶や親族のスピーチに役立つ文例はこれに集約
思いの丈を100%伝える自己演出スピーチ。聞いてる人に飽きられないための簡単な方法を知ることで話す時間がわかる。ひと味違う立場別&関係別スピーチの実例文集。
謝辞は短くてもかまわないですが、我が子を見守ってくれる来場客の皆様へ丁重に謝意を表し、礼を尽くすことが大切。どのような場合にもすぐ応用できるよう、実例を豊富に紹介。まさに旅立つ我が子を見送る両親と親族向けの内容。