謝辞もウエルカムスピーチ同様、簡潔でゲストに共感を得てもらえる様な内容ですと、後味がよく締めくくることが出来ます。
2人の門出に、両家の集いに集まっていただいた客席のみなさんへの感謝の気持ちを出来るだけシンプルに、かつ誠意が伝わるトーンで進めましょう。
例文
『本日は私達2人の為に、お集まり頂き、ありがとうございます。
こうしてこの披露宴で、身に余るお褒めや激励の言葉をくださった諸先輩方、あるいは素敵な歌や余興をしてくださった皆様に心から感謝を申し上げます。
今後とも末永く、ご指導、ご鞭撻を賜りますことをお願い申し上げます。
本日は本当にありがとうございました。』
新郎の挨拶となると披露宴の最後のスピーチになりますが、やはり緊張してしまうのは仕方ないところです。緊張する方はもう少しいい易い文面に変えても良いです。
例えば、『賜ります』という表現ですが、いいづらいですよね。噛んでしまったりしてしまいそうです。
実際に声に出して、自分で本番は言えないと感じた言葉は、無理して使わない方が良いです。
余裕のある方は、もちろん文章を足しても良いですし、披露宴当日の感想をアドリブで加えて、自分の気持ちを表現しても良いでしょう。
なかなか普段、経験することが出来ないので、スピーチをすることを楽しんでください。
最近では新婦が謝辞を行うこともあるそうです。
例文2
『本日はありがとうございました。
私からも是非、お礼の言葉を述べさせて頂きたく、司会者の方にお願いして時間を設けて頂きました。
皆様からの温かいお言葉から、彼の仕事での様子や知り合う前の事を知る事が出来て、とても嬉しく思いました。今日という日を新しい出発点として、肝に銘じながら幸せな家庭を作っていきたいと思います。
もう一度、言わせてください
本日は誠にありがとうございました!』
素直な気持ちで謝辞が出来るように、文章を構成していきましょう。